今日は、金曜日の瞑想法講座のなかで、お話をしたことを書かせて戴きます
私が尊敬し、崇敬する人物で「太陽の神人、黒住宗忠公」に纏わるお話です。
先に断っておきますが、私は宗教家でも黒住教の信者でもありません
「癒手道」と出会う前に、癒しの道とは？人の生きる道とは？神と共に生きる道とは？
私の人生に多大な影響を与えた偉人であります
備前の国一の孝行息子と言われ、両親の死後悲しみのあまり、自らも胸を患い２年間床に伏し、死の一歩手前から蘇り、親孝行という「人の道を」を極めて、天地の父母としての親神、太陽の神に行き付き、ついには大悟に至った人物です
道の理（みちのことわり）
太陽の神人 黒住宗忠
およそ天地の間に万物生生ずる其の元は皆天照大御神なり
是万物の親神にて 其の御陽氣天地に遍満り 一切万物光明温暖の中に生生養育せられて息む時なし 実に有り難き事なり 各体中に暖気の有るは 日神より受けて具えたる心なり 心はこごるという義にて 日神の御陽氣が凝結て心と成るなり 人欲を去り 正直に明からかなれば 日神と同じ心なり 心は主人なり 形は家来なり 悟れば心が身を使い 迷えば身が心を使う 形の事を忘れ 日神の日日の御心に任せ 見るも聞くも一々味わい 昼夜有り難いと嬉しいとに心をよせ ご陽氣を頂きて下腹に納め 天地と共に氣を養い 面白く楽しく 心にたるみ無きように 一心が活きると人も生きるなり 生きるが大御神の道 面白きが大御神の御心なり 教えは天より起こり 道は自然と天より顕わるるなり 誠を取り外すな 天に任せよ 我を離れよ 陽氣になれ 活物をつかまえよ 古の心も形なし 今の心も形になし 心のみにして形を忘るる時は 今も神代 神代今日 今日神代 世の中の事は心程ずつの事なり 心が神になれば即ち神なり
神道では、宇宙根源の神様のことを「天之御中主神（あめのみなかぬしのかみ）」と言い
西洋では「宇宙の創造主」と言ったりしますが、黒住宗忠は太陽系宇宙の最高神である「天照大神」を人類の親神と提唱し、最大の親孝行は神と一体となり、この世の日常を神の如く生きることであると悟りました。
宗忠公は、自分自身のエネルギーを高める方法として「日拝」を行い、医者からも見放され死の一歩手前から、病気を自ら治し、健康な身体を手に入れることに成功しました。
日拝とは、簡単に言うと太陽を拝む神事のことで、朝日に向かい「十言神咒」「アマテラスオホミカミ」と唱えることが一般的ですが、難しくなるので簡単に説明します。
宗忠公の哲学を一言で言うと「太陽の思想」です
つまり、朝日を我が心とするということです。
「何程の道を守っても、心が陰気になっては成功はおぼつかない。
いつも正月の氣でおれ。常に春のような心で暮らせ」
「日拝＝ご陽氣修行」として、行っていたようです。
毎日朝日に向かい
「天照大御神様 おはようございます。謹んで天照大御神様のご開運をお祈り申し上げます。今日一日朝日のように、丸く、明るく、活き活きとたくましく、そして光と暖まりをひたすら与えて、すべてを生かし育む姿を我が心として生きていきます」と自己宣言します。
朝日を自分の体内に呼び込むような心持で、光と朝の清新な空気を胸いっぱい、腹一杯に飲み込む。
「下腹に心を鎮めよ。ご陽氣を下腹におさめよ。ご陽氣を怠らずいただけ」
コップに一杯の水を汲んで、太陽神にお供えする。
具体的には、日なたにコップを置いておけば良い。
日拝が済んだら、陽氣を吸収した御神水として、それを有り難く戴く。
朝の光、空気、水の全ては天地の恵みであり、これを毎日の始まりにいただくわけである。
そして、太陽の光を浴びながら下腹の臍下丹田を撫で回せば、最高の健康法にもなります。
そもそも病気というのは「気が病む」ことであり、「太陽のご陽氣」をしっかり戴けば、気が元に戻り「元氣」になるのです。
宗忠公は講話の際に、思考を一切無くし天にお任せをして、お話になりました。
全くの私考や私我をなくし、ふつふつと心の底から湧きいでる水の如く言葉を発しました。
それを単なる言葉としてではなく「活きもの」として捉え、「活きものをつかまえよ」と表現しました。
これは、言葉の意味に囚われず、感覚として全体を体感するということを言っています。
氣功セミナーや普段の講座でもメモを取る人がいますが、メモに意識が集中して、肝心な体感がないままに講座を終える人がいますが、実に勿体無いことです。
体感こそが学びなのです。
詳しくは、山田雅晴先生の「太陽の神人 黒住宗忠」「続・太陽の神人 黒住宗忠」を読んでください。
開運法を含め、素晴らしい書籍です。
山田雅晴先生も、私にとって「貴人」のお一人です。
人生節目節目に、自分の人生を大きく変える「貴人」との出会いがあります
あなたにも、そのような人が必ずいるはずです。
人生で成功するには、どうしたら良いのでしょう？という問いに、
パラマハンサ・ヨガナンダは「良きグルを持つことである」と言い
お釈迦様は「良き仲間を持つことである」と言っています。
私には、良き師匠と良き仲間が沢山います
豊かな人生を送るには、良きメンター、良き師匠、良き仲間が必要ですよ
もしも、現在あなたに居くても大丈夫です。
癒手道には、愉快な仲間たちが沢山います
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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