長崎県島原市生まれの古代史研究家、作家、元会社役員。
『まぼろしの邪馬台国』によって日本中に邪馬台国論争を巻き起こした。
1950年に眼底網膜炎で失明。
1960年九州全域から朝鮮半島にまでいたる調査を経て
1965年から文学雑誌・九州文学へ調査結果を連載し始める。
これをまとめ、一冊の本としたのが講談社から1967年に発売された『まぼろしの邪馬台国』である。
この書籍はベストセラーとなり邪馬台国論争を一般にまで広めたとされる。
第1回吉川英治文化賞[2]を受賞した。
なおこの書籍が妻・和子の口述筆記によるものであったことから同賞は夫妻に対して贈られている。
康平とシンガーソングライターのさだまさしの父親とは古くからの友人同士であり、その関係からデビュー以前からさだとも親交を結んでいた。
グレープのラスト・アルバム『グレープ・ライブ 三年坂』では「島原の子守唄」を採り上げ、
1981年には康平の死を悼んだ楽曲「邪馬臺」(アルバム『うつろひ』に収録)を発表するなど、さだは康平への畏敬の念を示している。
邪馬台 さだまさし covered by ぐぁんちゃん
2008年(平成20年)11月1日、東映系で
「まぼろしの邪馬台国」として公開された。
本作は和子からの視点を中心に展開され
戦乱期の悲劇、康平との出会い
康平の目代わりとなって「邪馬台国探し」を続けて
大成するまでの半生を軸に脚色して描かれている。
また、さだの「関白宣言」のモデルとされているのは康平夫妻だと言われている。
Wikipediaより転載