ばったもん山下です
本日はアプリゲーム「八月のシンデレラナイン」のキャラクターが歌う世代を超えた青春・応援ソングを収録したカバーアルバム「あの夏の記録(レコード)」のリリースイベントでございました
山下は昼の部に遊びに行ってきました
出演者はアルバム歌唱メンバーであるゲーム内ユニットHUiT(ユイット)の4名
有原翼(西田望見)
河北智恵(井上ほの花)
野崎夕姫(南早紀)
東雲龍(近藤玲奈)
BTUアニメラボでもアニメ感想やコスプレメイクで取り上げたこちらの作品。イベントも大変良かったです
というわけで、簡単にイベントを振り返ってみました
会場は原宿クエストホール、キャパは400人くらいとのことで、ほぼ満席だったと思われます
こちらは後に南早紀さんがおっしゃっていましたが最初のハチサマの会場だったとのこと。ハチナイのライブイベントの原点ですね。良いです
まずは開演前アナウンス。
有原翼と河北智恵の2名による幼馴染特有のわちゃわちゃ感溢れる空気で諸注意を。翼がうっかりかっとばせ未来へと言ってしまって河北が本日はかっとばせ未来への歌唱はないという訂正をするなどといった、野球以外全部ダメな翼をフォローする二人の関係性がよく出ていました
そして開演。アニメの名場面がスクリーンに写りいきなりの一曲目はいきものがかりの名曲「青春ライン」
高校野球のアニメ「おおきく振りかぶって」のオープニング曲としても有名。新設野球部が甲子園を目指すというハチナイのゲームのストーリーとも同じ作品ですね。
いきものがかりは神奈川出身でもありますし、どことなく神奈川が舞台っぽいハチナイとも相性がいいかも。
四人全員で、力強さと青春感あふれるこの曲を歌い上げました
そしてMCパート。台風のため中止になってしまったハチサマ3を惜しみつつ、アニメ後初めて、ようやくのイベントに望むメンバーの思いが語られました
新衣装のお披露目も。ハチナイのユニフォームをイメージした白にピンクの装飾の入った衣装。近藤玲奈さんはショートケーキみたいという独特の感想を語ります
本当にこの人は。すごいですね
さて、ライブパート。
西田望見、井上ほの花によるTOMORROW。岡本真夜さんの名曲です。68回春の選抜高校野球の入場曲でもあります
この曲は有原、河北の関係性を表したカバー。TOMOの部分でともっち(河北の愛称)を彷彿とさせるとのこと。
野球への夢が絶たれ絶望する有原に寄り添い励ますともっち。野球部発足後も数々の困難に立ち向かう有原を支えるともっち。歌詞が、すごくともっちを表しています
しかし、自分は、有原のために野球を始め、経験者が多い中必死についていくともっちと、それを見守る有原の歌でもあるなと思うのですがどうでしょうか。
ともかく、ゲームの公式サイトのノベルを読んでみてください。
二曲目は近藤玲奈、南早紀によるMy Revolution。渡辺美里ですね。渡辺美里といえば西武ライオンズ。
西武球場で20年毎年恒例だったライブです。
その、名曲を西武コラボ二人組が歌う。いいですね
ゲーム内では楽しい野球と、厳しい野球で対立してしまう二人ではありますが、そんな二人の野球に対する思いが現れたカバーとなりました。
一番は東雲メイン、二番は野崎メインの歌唱。当初はパートをミックスするよていだったのが、この方がよりエモいとのことで歌い分けになったとのこと。
奇しくもそれぞれのスタンスを表したパート分けになりました。
思いは違えど夏大会の敗戦から、勝ちたいという思いを強くした二人、野崎の覚醒が待たれますね
さて、ここでトークパート。
ハチラジ出張所と題し、それぞれが選ぶアニメベストシーンや、来場客の質問に答えるトークなどを行いました
もはやハチナイ名物ともなった西田望見画伯の描くすずわかの名シーンには会場も戸惑いの声が。
カバーしたい曲はありますかという質問には、サザンという意外な答えも。ハチナイの舞台は神奈川っぽい海の見える街なのでたしかに良いカバーとなるかも。実現したら楽しみです
抽選会ではサイン入りポスターのほか、ハチサマ3で販売予定だった噂のハチサマまんじゅうの配布も。これには会場の監督からも欲しいとの声が上がります
そして後半のライブパート。
浪漫飛行を四人で歌唱しました。改めて聞くと、夢を諦めた有原と主人公の二人の出会いと、再び夢に向かってあるき出した二人を象徴しているようで非常に良かったです
最後に各メンバーからの一言。
南早紀さんは、初めてライブした原宿クエストホールに、同じメンバーで帰ってきた喜びと、広がっていくハチナイの世界に対する思いを
井上ほの花さんは、初めてオーディションで受かった約である河北智恵への熱い思いが
西田望見さんからは、アニメ後初めてのイベントということで、アニメをみた人たちの生の反応を受けることに対する不安と、実際にイベントをやったことで皆のハチナイに対する思いが感じられたという安堵を。そして、新入生も加わりどんどん進んでいくハチナイ世界に対する熱い思いを語りました
ここで一度ライブは終了。程なく会場内の監督達からの「延長」コール。ハチナイは野球だけあって、アンコールの時に延長っていうんですよね。
そして再び出てきた四人。ハチナイのアニメといえばあの曲ということで、エンディングテーマ「どんなときも」を歌唱します
実は92年と2019年の春の選抜甲子園で入場曲だった紛れもない野球関連ソング
アニメの後半、全員加入後のバージョンの映像をバックに四人が歌います
いろいろな経緯で女子野球部に集まってきたメンバーたち。ハチナイのキャラは野球への出会いもそれぞれの取り組み方も、キャラによって違います。一度は野球を捨ててしまったメンバーも何人もいますし、集団競技や、スポーツ自体に抵抗があった人間もいます。
しかし、野球を愛する思いはおなじ。
そんなハチナイにぴったりのエンディングテーマだったのではないでしょうか。
出演者が退場し、ハチナイの舞台となる街の遠景がスクリーンに映ってライブは終了。
リリースイベントということで一時間少々のボリューム。西田さんも言っていましたが短い!!!
ハチサマが中止になってしまったのが大変もったいなく思うライブでした。
このリベンジ。ハチサマ4の開催が待たれるところです。
昼の部は西田、井上の二人が担当するところが少しだけ多かったのですが夜の部では近藤、南の両名に変わっていたりするのでしょうか。気になりますね……。
カバー楽曲のオンリーイベントというのもなかなか珍しいような気がします。これはこれで良かったのですがやはりハチナイはオリジナル曲が熱い。
幻となってしまった神宮寺小也香(明坂聡美)と牧野花(佳村はるか)のユニットTwin crew(ツインクルー)のこともありますし、恐らく結成される新一年生のユニットも。
ハチサマ4開催、そしてアニメ2期を熱望して、今回のレポートを終わらせていただきます。
ばったもん山下