夏の徹底技術研修も終わり、


秋の気配を感じるようになりました。




写真は江戸時代後期(天保期)の染付け小皿です。


草は印判、虫かごと鈴虫?は手書きです。


肥前の白い素地に染付けの発色がきれいです。




この頃は、大塩の乱、蛮社の獄など


閉塞感の強い時代だったので、


作者は、籠から虫を出したのかもしれません・・・。



10センチ足らずの小皿ですが、


いきいきと描かれた虫が


今にも「リリー・リリー」、「リーン・リリーン」


と鳴きだしそうです。