前回の投稿で書いた25年以上前に購入したコッヘルが
キッチンの隅から出てきたことや、
ネットを閲覧していると広告スペースにやたらと
テントの画像が表示されたことなどがキッカケで
キャンプとゆーかハイキングとゆーかトレッキングとゆーか、
アウトドアを約25年ぶりに再開したくなってきました。
(右差し ひょんなコトからアウトドア再開の意欲がムクムクと)

 正確に言うと2005年に縦走やトレッキングを一時的にやったものの、
それだけ単発で、本格的な再開には至りませんでした。

 80年代後半の学生時代は時間もたっぷりあったので、
特に大学時代は4月から6月末、9月中旬から12月中旬、
それと2月はできる限りアルバイトをして、資金をためてました。
それで7月8月、年末年始はアルバイトで稼いだお金でずっと山に出かけるような生活でした。

じゃあアナタは山男だったの?と聞かれたら「No!」と答えます。

登山とか登山部とか、山男とかって大嫌いで。。。

 今から考えると、つい30~35年くらい前までは
登山とか山男とかってまだまだプライドが高い輩が多い時代で、
ストイックな人々が健在で、
そーゆー人たちがなにかと言えば「甘い」とか初心者をナメてかかるような風潮にゲンナリするほど遭いました。
例えば、登山を始めたばかりの人が1,000m級の山を登ったと聞けば
「そんなん登山とは言えない!」
とか
「登山ってゆーのは12本爪アイゼン着けて山に行くのがウンタンカンタラ…」
と皮肉&自慢話を聞かされる度にウンザリさせられてきました。

  また山行に不慣れな女の子がグループにいたりすると

「ブス取ってくれ」とワザとらしく言って、女の子を驚かせてみたり。

80年代までは比較的多く使われていたガソリンストーブのホーエーブスはよく略称でブス、ブスと言われてまして。

ワザと女性に言っておいて、ブスと言われて驚いた女の子に

「君のコトじゃなくて、そこにあるバーナーのこと言ってるだ。ホーエーブスのことブスって言うんだ」

みたいなヤツを何度も見たことがありました。


   2000年前後に山ガールの出現によって、今ではそうした風潮もたせいぶ薄まってきたようですが、
2000年代に入ってからもなかなか絶滅していないようです。
2023年の現在でもまだ「栗城(史多)は登山家とは言えない!」
「野口健の力量は3流だ」とか相も変わらず
他人の登山にケチをつける人は現存するようです。

 

  まぁ、それはそれとして。。。

 社会人になってサラリーマンとして、また起業して、
仕事に追われる毎日が続き、
およそ25年間ほぼノータッチだったアウトドアライフでしたが
8月下旬から突如ムクムクと野山を歩いたり寝泊りしたくなりました。

余計な前置きが長くなってしまいましたが
さて、再開するにあたって、夜を過ごすのにテントが問題となります。
(日帰りは考えてません。フィールドで過ごす夜も魅力的だし)

去年(2022年)5月末から極度の貧血によって体調を崩してたので、
体力面が一番モンダイとなっていて、
若い時だったら、テントなどなくてもツエルトやタープで夜を過ごせば過ごせるんだから、
「ではテント無しでニヤリ」ってなっていたんだろうけど、
今はそんなバイタリティーも体力もはなく。

と言うことで、およそ四半世紀ぶりに愛用のテントを引っ張り出してみました。

 

つづく