ふわっ

🐨『テヒョンア。そこの机に置いてあるコーヒー取ってくれるか?』


コトッ


🐨『サンキュ……あ、悪い。お前だったのか。』



ふわっ

🐿️『次のヘアメイク、テヒョンアだって…ってごめんごめん。テヒョンイかと思って間違えた〜。』



ふわっ

🐥『テヒョンアー。あ、あれ?』


🐰『テ、テヒョンイヒョンならここにはいませんよっ。』


🐥『おかしいなぁ。テヒョンイの香水の香りがしたのに。お前今何隠したの?』


🐰『べべつに何も…?』



🐹『いや〜最近さぁ、テヒョンイがいると思って話し掛けてもジョングギだった事が多いんだよな〜。』


🐨『俺もですよ。新しい香水つけるようになったのは知ってたけど、なんで毎回ジョングギと間違えるんだろ。』


🐿️『今だってこの控え室の中匂うよね。』


🐥『それはテヒョンイがいた名残じゃなくて?』


🐱『あいつがいるからだろ。』


🐹🐨🐿️🐥『あいつって??』


🐰『……ん?なんですか。』


🐨『お前もしかしてテヒョンイと同じ香水つけてないか?』


🐰『え〜…っと』


🐰『内緒です。』


🐹『あーこれはつけてるな。ひゃっひゃっひゃっ。』


🐿️『ジョングガは昔から嘘が下手だからな〜。』


🐥『じゃあテヒョンイの香水の匂いが何でお前からもするんだよぉ?』


🐰『どーでもいいじゃないですか、そんなこと。』


🐱『本当の事言わないとテヒョンイに怒られるのはお前だぞ。』


🐰『や、やだな〜。本当の事って何ですか!僕はちょっと借りてただけですって。』


🐻『減りが早いと思ってたのはそういうことだったのか…』


🐰『へ?……テヒョッ……いつの間に…』


🐻『あの香水、お前がプレゼントしてくれたから大事にしてたのにな。勝手に使ってたなんてショックだ…』


🐰『うーわ。これマジだ。顔がマジだもん。本当に怒らせた。終わた…あー…終わた……終わったわ、あーーー



…グガ、ジョン……グガ。ジョングガ!


🐰『はっ!ゆめ?』


🐻『ひどくうなされてたよ。』


🐰『ヒョン…!僕がプレゼントした香水は?』


🐻『お?ここにあるけど。』


🐰『へ、減ってない……』


🐻『お前から貰った物だもん。大事に使ってるよ。』


🐰『はあぁ良かったーーーっ!』


🐻『なに?どんな夢見てたんだよぉ。』


🐰『教えませんよ。また怒られたくないもん。』



その日正夢になりたくないと思ったグクは、同じ香水を自分用に購入したという。



🐰『すんすん。うん。良い匂い♡』


おしまい 


グクがクリスマスの日にテテに贈った香水。

気に入ってくれた事が嬉しくて、自分もつい欲しくなっちゃったんだね。

これでお揃いになったね笑



画像お借りしました。