「へ?何でも良いんだよ?
ほら~毎日必ず連絡する…とか
月に1回プレゼントを渡す…とか」
君はもっともっとワガママになりなさい。
君のワガママなら何でも聞くから……。
なんでもいいなさいとでも言うように
どーんと構えてたら
「じゃあ………
あんまりカッコ良くなりすぎないで……」
彼女から
は? と思うようなことを言われて
拍子抜けした。
何だそりゃ…………
可愛すぎるだろ…………。
あまりにも謙虚だと思ったし
俺のことを
カッコイイと思ってくれてることが
嬉しいし、めちゃくちゃ可愛くて
半ば悶絶状態だった。
嬉しくてもはや笑えてきて
ちょっと笑いながら彼女の様子を見ると
彼女は俺と打って変わって
伺うような目で俺を見ていて
そんなお願いですら申し訳ないという風に
思っているようにとれた。