仕事の合間には
今日は何してるかな…
売り子さんしてるかな…
またガラの悪いやつらに
絡まれてないといいな……
会いたいな………
そんなことを考えて
相手のことが気になって仕方ない日々が
幸せだった。
彼女も僕のこと
少しは気にしてくれてるかな……?
もしかして僕なんて子供だって
あまり相手にしてないかもしれないな……
そうは思いつつも
次会ったら何話そうかとか
仕事以外は
ほとんど彼女のことを考えているくらい
彼女に夢中になっていた。
そんなある日
彼女に構ってほしくて送ったLINE。
仕事ならお昼休憩頃かなと思って
送ったんだけど
待っても待っても
一向に既読がつかなくて
自分だけ舞い上がってるのかなって
少し悲しくなっていた。