彼女は嗚咽を漏らしながら泣き
俺にしがみついてきて
そんな様子
見たことがなかったから最初動揺したけど
でもそんな彼女を
不謹慎かもしれないけど
可愛いと思っている自分がいた。
頼ってくれてるようでもあり
すごく嬉しかった。
そうなって
やっぱもっとこういう風に……とも思った。
しばらく彼女は泣いていて
相当我慢してきて
ストッパー切れちゃったんだなと思って
背中を擦ったり、頭を撫でたりしながら
思う存分に泣かせた。
後に疲れて
腕の中でぐったりしてきた彼女が
大丈夫か心配になって顔を覗き込むと
恥ずかしそうに顔を背けようとしていた。
でも
俺にしか見せないレアな顔だろ?
見せろよと思って
頬に手を添えてそれを阻止した。
彼女の目は涙で赤いし
可哀想なくらいに腫れてたけど
普段見せない
弱ってる姿に俺はドキドキした。