その後酒のおかげで眠くなった俺は
テーブルに突っ伏して寝ていたみたいで
翌朝……というか数時間後に
ジンヒョンに体を揺すられて
寝ていたことに気づいた。
「おいユンギや、大丈夫か?」
背後のカーテンからは
眩しいくらいの陽が差していた。
「…………ぉ……ヒョン………。
……………もう出る時間…すか?」
「もう少し時間はあるけど
そろそろ準備した方が良い。
大丈夫か?
このまま寝てたみたいだけど…
酒…かなり飲んだのか?」
「…………ゃ……大丈夫っす。
顔洗って……きます……」
少し頭痛がするし
体も痛むけど
今日も仕事だ……。
逃げても追いかけてくる仕事。
行くしかないから
軽くシャワーを浴びて
着替えてメンバーと寮を出た。