なんとか変なドキドキを落ち着けようと
彼女から目を反らして
深呼吸をしてみる。
まず落ち着こう。
冷静に…………冷静に……………。
えっと………
彼女が僕のことをまだ好きで…………?
や、ちょっと待てよ……
まず彼女には
付き合っている人がいると思ってたし
まずはそこだなと思った僕は
一つ一つ確認してみて
まずは頭を整理することにした。
「Sakura.
Ahh………………Before I tell you my feeling…
I have a question for you…
(さくら。
あの………僕の気持ちを話す前に
聞きたいことがあるんだけど……)」
僕がそう切り出すと彼女は
怯えた表情を見せた。
「Sakura………you……
You have a boy friend, aren't you?
(さくらさ……
付き合ってる人がいるんじゃないの?)」
僕が思いきってそう尋ねると
彼女はキョトンとして目を丸くした。