部屋の中に入ると




彼をソファに案内する。










まさかこんな展開になるなんて……。














「入れてくれてありがと」








彼はソファに座り




キョロキョロと部屋を見回していた。











「掃除してないからあんま見ないで…」







「あ……ごめん……。

でも良い部屋だな~と思って…」










私の部屋は

決して女の子らしいという感じじゃないけど





ナチュラルで落ち着いた雰囲気の

部屋にしていて




私のお気に入りの空間。










だから彼に褒められたのは

素直に嬉しかった。










「ありがと…」