調べる指が止まらないまま



バスに乗って歩いて家にたどり着き






買い物袋をドサッと床に置くと








ソファに身を預ける。













この数ヵ月のことは



やっぱり夢だったんだ……。










こんな夢……



見続けれる訳にはいかない……








だからもう覚めて……。












目を閉じてそう祈っていると







手に持っているケータイから

LINEの通知音が鳴って





ビックリして

ケータイを床に落とした。














慌てて体を起こして拾い上げて





待ち受けを見れば








通知が『ジミン』と表記されていた。















「なんで…………」