「今度は………私から会いに行く…ね…」





「おぅ。

スケジュール空いてる時あったら

連絡する」









「うん。

来てくれてありがとう。

体に気をつけて」







「お前こそな。

じゃ、また…」






彼はフッと笑いながら片手を上げると

帽子を被って部屋を出て行く。










私はドアから少し顔を出して




彼の後ろ姿を見送った。












彼の後ろ姿を見て







やっぱりユンギは




どこまでもカッコいい人だなと思った。











そしてその彼の後ろ姿に









『ありがとう』







『頑張って』









不安な気持ちじゃなくて



感謝と応援の念を送った。