どうしよ………気まずい………












そう思ってると彼は









「ホントにあの男とは何もないのか?」







いつもの

穏やかな声でそう問い掛けてきた。













「うん。

いつも相談に乗って貰ってるだけ」









「何の?ホントに仕事だけ?」









「仕事のことと……

ユンギのこと……」







躊躇しつつも


正直にそう言った。













「俺と別れたいって?」









「別れたって話した……」










「は?別れてねぇから。

で……それでそいつは何て?」













「ちゃんと話してこいって……」