「図書館を辞めたから
別に収入を得なければいけなくなり
コンタクトモデルの
長期契約を交わしました。
お喋りも演技も興味なかったですし
このままちょっとだけモデルをやって
とりあえず少しでも収入を得ようと思って…
事務所に入った当時は事務所とも
そんな話をしていたはずだったんですが
そんなことは守られなくて……。
事務所が有名なのもあるし、
マネージャーがやり手だったようで、
色んな仕事のオファーが来ました。
グラビアアイドルや他の広告モデルなど
本当に色々と……」
モヨナにとって今の仕事は
生きていく為に
仕方なくやっている仕事だったんだ…。
「ワガママかもしれませんが……
多くはやりたくないことだったので
断ってました。
でもマネージャーから
まず話を聞いてからって言われて……。
そのうち言いくるめられるようになったり
私に聞かずに勝手に仕事を決めてきたり
私の意思はどんどんなくなっていきました…」
モヨナはきっと事務所にとって
最適な稼ぎ駒なんだろう。
弱みに漬け込まれて
良いように使われているのが分かる。
芸能界を知らないからだと
それらしいことを言われて
丸め込まれているのだとも思う。
「中でも一番困っているのが
アイドルの話で……。
モデルだけじゃこの先無理だからって
無理矢理練習生にさせられて……。
アイドルを見るのは好きですが
やるのは違うと思ってて……
私にアイドルは無理ですって言っても
無視されて……
ダンスレッスン、ボーカルレッスン……
やりたくもないことなのに毎日怒鳴られて
知らない人たちと寮生活……
そしてレッスン以外では
モデル……テレビ番組の打ち合わせ……。
なんかもう………事務所の使い駒みたいで……
疲れてしまいました………」
え……………モヨナが練習生……?
それには本当にビックリした。