彼女がそう聞いてくるってことは
僕に連絡しなかったこと
気にしてたんだ…と
ちょっと意外に思った。
「もう…………どうしたら良いかって
私……オッパに聞いてばかりだったから……
面倒になって……
………やっぱりどうも思わないですよね……」
でも僕が
モヨナのことがめんどくさくなって
何も考えなくなったみたいに言われたのは
心外で
僕なりにかなり悩んでたのにって
ちょっとイラッとした。
「何も思わない訳ないでしょ……」
僕のことをモヨナは
そんな薄情者に思ってたんだ……って
思わず
ショックと呆れが混ざった溜め息が出る。
「モデルの話を聞いた時にえっと思って……
たった1回の訳がないと
俺は最初から思ってた。
それでモヨナから原画見せてもらった時に
それが確信に変わって……。
だから事務所の話が来た時に
やっぱりなって思った。
でもそのままモデルをやるかどうかは
モヨナが決めるべきことだし……
だからモヨナからの連絡を待ってた…。
来なかったけどね……」
「連絡……待ってたんですか?」
「うん」