「オッパ……忙しい所すみません……
もう戻らなきゃですよね。
行ってください…」






「帰りは?マネージャーさん?」







「ここに来てることは言ってないので……
タクシーで帰ります」







「なら良かった。
モヨナが先に行きなよ。
……来てくれてありがとう」







「こちらこそ……会えて良かったです。
………体に気をつけてください」









少しだけぎこちなさはあるものの


来て良かったと思える別れ方で良かった……。
















部屋を出ようとすると









「モヨナ」






そう、彼に呼び止められた。












振り返ると





彼が不安げな顔で私を見ていた。















「モヨナは………
モヨナのままで……居てくれるよね……?」











それを聞いて

何かは分からないけど





きっと彼は、何かに……不安なんだ………









そう思った私は





「私は私のまま……変わりませんよ?
オッパの前では本当の私です」









安心して欲しくて


そう言って、少しだけ笑って見せた。