ナムジュンさんが
よく私だと気づいたなと驚きつつ





突然彼を目の前にして緊張していると







彼は優しげな笑みを浮かべて
話し掛けてきた。











「モヨンさんお久しぶりです。
MV撮影以来……だよね?」




「あ、はい……
ご…ご無沙汰しております…」





「いきなり話し掛けてごめんね……。
さっき通り過ぎた時に気づいて…
今日ってここでお仕事?」





「ぁ…はい……今から打ち合わせで……」





「そっか。
僕たちは収録があって
ここにいるんだけど………
あのさ…ちょっと…
話したいことがあるんだけど
後で少し時間貰える?」





「……………ぇ…」





「ホソギのことで……」













ホソクオッパの名前が出てきてから
言葉が出なくなった。









彼に会って話すってことかな……と
急に怖くなった。











そしたらナムジュンさんは
表情からその不安を
感じ取ってくれたようで







「あ……ホソギと話すんじゃなくて
僕と話して欲しくて。少しで良いから。
何時くらいに終わりそう?」




と聞いてきた。