「さてと……ねぇシセリちゃん。
俺の相談にも乗ってくれるかな?」
彼はお酒の追加注文をしながら
そう切り出した。
「もちろん。私でよければ…」
お酒のせいで火照る頬を
手で冷やす。
お酒が来ると
彼は話を始めた。
「まずね、俺がさ…
なんでシセリちゃんと上司の関係性を
良くしようとしてるか分かる?」
そう聞かれて
私は答えに悩んだ。
正直、考えたこともなかった。
「えぇ………と………
ヨンジュン先輩も苦労されたから……
私にもその思いを
させないように……ですか?」
失礼なこと言ってないか不安で
躊躇しながらそう答えると
彼は私のことを見て
ニコッと笑いかけた。