-シセリ目線-
彼とかなり久しぶりのデートをして
やっぱ彼のこと
好きだなぁと再確認して
彼とダメになるかなと
不安になってた気持ちは落ち着いていた。
こうして久しぶりの
心穏やかな日常生活に戻ってから数日後
ヨンジュンさんが
再びご飯に誘ってくれた。
文句つけたがりの上司への
有効な策を思い付いたと言うから
そのお誘いに私は
迷いなく食いついた。
その日の仕事帰り
彼はオススメだという
バーに連れて行ってくれた。
雰囲気が大人っぽくて
最初少し気が引けたけど
お客さんが結構いて
それが緊張感を抑えてくれた。
最初のうちは
彼の経験談やアドバイスなど
仕事に関することを沢山教えてくれた。
彼は常日頃から私の為を思って
色々と一生懸命に
考えてくれていたのが分かって
本当に良い先輩だなと改めて思った。