急すぎる展開に
私は全くついていけなかった。
だって
なんか……
彼って私のこと
どちらかというと
嫌いそうな気がしてたんだけど……
それになんか急に積極的な感じだから
なんか怖い気もする。
そう思っていたら
僕はさっきの奴等みたいに
危ないヤツじゃないですから。
じゃあ…………
さっきみたいなのは気をつけて」
彼はそう言って
去って行った。
あ………!!チョコ!!
慌てて売り場から少し離れて
さっきの彼を探したけど
もう彼の姿はどこにもなかった。
なんか動揺してたら
彼にお礼をするのを忘れてしまった…。
どうしよう………この消化不良感………。