魅惑のショコラ 48「これ食べてみてよ」社長室に案内されていきなり手渡された小さな包み紙を開けるとコロッとしたチョコレートが出てきた。見た感じ何の変哲もないチョコレート。とりあえず口に入れると思わず目を見開いた。「……んん!」ふわっとミルキーな何というか…すごく幸せな風味が口一杯に広がった。チョコレートだから甘いんだけど甘過ぎなくて後味がスッキリしている。「叔父さん!もう1個食べたい!」思わずそうねだると叔父さんはもう1つ差し出しながら満足そうにニコッと微笑んだ。