-□□目線-
私は今
地元の△△スーパーの
チョコレートコーナーで
売り子として働いている。
私は昔から勉強が得意ではなかったし
実家もお金持ちではなかったので
高校を卒業して、すぐに就職した。
最初の就職先は
このスーパーではなくて
地元の缶詰め工場だった。
何か物足りないなぁと日々思いながらも
学歴がないから
職の選択肢もないし
ソウルみたいな都会には
馴染める気がしなかったから
地元に残り
ただ工場で働く
おじちゃんおばちゃんたちと
平和に仕事をしていた。
そんなある日
叔父さんが私の実家に来た時のこと
「□□ちゃん、今の仕事面白い?」
お茶を飲みながら
他愛もない話をしていたら
叔父さんが急にそう聞いてきた。