とうとう終わった………










私は彼にフラれてしまった。


















気持ちと共に目線が落ち始める。






でもこうなるって分かって
自分から別れ話を持ち掛けたじゃん…。









私からじゃなくて
彼にフラれて良かったんだよ。





自分が振るなんて申し訳ないから………。
























そう思っていたら






















唇に何か




暖かくて柔らかいものが当たった。

















えっ……!?











思わず目線を上げると




目の前にジンくんの顔が………。