泣き続けてたら
呼吸が上手くいかなくなって
一瞬気を失いかけたりもしたけど
彼が
「息吸って!ゆっくりで良いから…」
と声を掛けてくれたから
意識は飛ばずに済んだ。
彼はカバンから水を取り出して
私に飲ませてくれて
「いっぱい泣いたから
まずは落ち着こう。ね?
大丈夫だから」
と優しく声を掛けてくれた。
私には勿体なさ過ぎる人だと
改めて思う。
彼のおかげでやっと落ち着いて
水を飲んだり深呼吸をしていると
彼は私の背中を擦ったまま
話をし始めた。
「ごめんね。
僕が頼りなくて……辛い思いをさせて……」