タクシーに揺られていると


LINEの通知が来る。










ジンくんは


私を守ろうと
一人でからかいの言葉を受け止めていたから




謝られることなんて1つもない。









寧ろ芸能人なのに

私とのことが
噂になったらまずいんじゃないかと
私は焦っていて

ちゃんと否定した方が良いんじゃないかと
思っていたんだけど







飲み会の様子から何となく
彼はそう焦ってはいないように感じた。







スキンシップとかはないにしても

ずっと私の隣に居たし






他の人がからかってきても

付き合っているかどうかを
彼は肯定も否定もしていなかった。










それだけ彼は
私に本気ってことなのかな………。








もしそういうことだったら

彼はみんなにも私にも
気を遣って大変だったろうとは思うけど



すごく嬉しい…。










私はこの飲み会で
彼のことが好きだと自覚してから



彼に対して
もっと素直になってみようと思って









LINEの返信では



緊張しながらも




嬉しい気持ちを表現した。













恥ずかしいけど



一歩進めたようで嬉しくも思って






しばらくは余韻に浸っていた。