そんな辛い練習生生活を送っている中
唯一息をつける寮での一人時間は
いつもホソクオッパの写真を見て
涙を流していた。
オッパと居て幸せだった時間が恋しい……
図書館のあの中庭で
2人きりで居れたあの時に戻りたい……
戻れるはずもないのに
幸せだったあの瞬間を思い出しては
辞めたい…………
もう逃げたい………と
毎日布団を涙で濡らしていた。
寮も馴染めなくて
みんなとご飯を食べたくないから
食べない方が簡単に痩せれるしって
食べなくなって
かなり痩せた。
あとはなるべく感情を無くして
スケジュールを乗り切ろう……
そう心掛けて
心が死んだような生活をしている時
いきなり感情を吹き返されるような
出来事が起こった。