それに
初めての撮影は
振り返れば楽しかったから……。
私がやって誰かが喜んでくれるのなら……
お店で声を掛けてくれた人のように
私のことを応援してくれる人の為に
頑張りたいという気持ちも沸き起こった。
あとは
オッパのこと……。
オッパには嫌われてしまったけど
私はまだ彼のことが好きで
彼を見れる距離………
どんどん遠くに行ってしまうオッパを
見る為にも
私が近い世界に入ることが
最善のような気がしたから……。
そういう考えから
大きな決断をした私は
プロデューサーさんに
自分の意思を伝えた。
「事務所に入って
モデル……頑張ってみようと思います…」
「英断です!
や~嬉しいです。
全力でサポートしますから!」
プロデューサーさんは喜んでくれた。