「撮影では何か
困ったこととかありませんでしたか?
一応女性誌等で沢山経験を積んだ
スタッフを集めたのですが…」





「あ……それは全然。
皆さん優しくて
楽しくさせていただきました」






「それなら良かった。
またあんな感じでやりたいと
思ってますので是非」






「検討させていただきます…」








話が一段落して

プロデューサーさんと
事務所を出ようとすると








「わざわざ来ていただきましたので
これお気持ちです」




社長さんが紙袋を差し出した。










「レンズです。
モヨンさんが付けていただいたやつと
また違うものをご用意しました。
新作です。是非お試しください。
では、パクさんも
お時間ありがとございました」







紙袋を受け取ると


「ありがとうございました」




お辞儀をして事務所を後にした。














アン社長は決して
威圧的な方ではないけど




やっぱりなんか




この系統の人と関わったことがないから


怖い気持ちがある。











でも私も大人だし


いつまでも怖い怖いと
言ってられないよね…。










そう思いながらお店を出ると





プロデューサーさんに








「少しお茶しない?」



と誘われた。