「オッパ…忙しいのにすみません」
マスクを外しながら
忙しそうな彼の時間を
取ってしまうことを謝った。
「や~~モヨナに会えるから
今日頑張れたもんだよ~」
でも彼はそう言いながら微笑んでくれて
本当にそう思ってくれてたのかは
分からないけど
私と同じ気持ちだったならいいなぁと
思った。
でも彼はちょっとそわそわしていて
「それでそれで?」
と少し急かすようだったから
「あ……そう……
オッパにデータをお見せしますね」
やっぱり時間がないのだろう
早く用事を済ませなきゃと私も焦って
見せる画像データを準備した。
オッパに何て言われるだろうか……
ドクンドクン………
緊張が急に高まる。
「オッパ……これです。
私はオーソドックスな色のコンタクトで
この2枚を使っていただくことに
なりました」