それは仕事終わりの帰宅の時間。
仕事に疲れて
スーパーで適当に
出来上がってるご飯を買って
帰っている途中だった。
突然、ケータイが鳴り出して
オッパかなと思ってケータイを確認すると
知らない番号。
不審に思ったけど
とりあえず無言で電話に出て
怪しかったら切ろうと思って
ケータイを耳に当てる。
「もしもし?
イムモヨンさんのケータイでしょうか?」
「…………」
「突然ごめんなさい。
私、BTSのミュージックビデオの
撮影の際にお世話になった
パク××××です」
怪しいけど
MVの時にお世話になった
プロデューサーさんの名前だった。