「ジミンくんそれを買いに
わざわざ来てくれたんでしょ?」
「あ……まぁ………
実家の通り道だし、ここ……」
「でも来てくれたんだから
叔父さんそれ聞いたら喜ぶよ~
今度言っとくね」
「うん、言っといて。
叔父さんのチョコ好きですって。
でもさ~正直言うと
最初ヒョンから貰った時は
全然期待してなかったんだよ。
なのにこんなにハマっちゃうなんてさ。
ヌナとも知り合えたし
すごい引寄せの力だよ……あのチョコは」
このチョコは本当に不思議だなと思った。
思わぬ影響を与えてくれて
僕を多方面から幸せにしてくれたチョコだ。
ここで熱い想いを持って
一生懸命作った
彼女の叔父さんに
心から感謝したいと思った。
ジミンくんにってお兄さんいるんだね!」
彼女にそう言われて
ハッとする。
そっか……ヒョンって言われたら
普通の人は家族と思うよね……。
僕にとっては確かに家族も同然なんだけど
後で誤解されると悪いから
「あ………いや……ただの仲の良い友達だよ」
「弟はいるけど…」
と弁解する。