少し歩いて


後ろから足音がしないから振り返ると







彼女は少し先の地面を見て
立ち止まっていた。

















「いいから行くぞ」








俺はそう声を掛けてまた歩き始めると










彼女は少し離れて


俺の後ろをついてきた。




















スマホを見ながら歩き










目的地に辿り着いて

見上げると




そこは古びた2階建ての雑居ビルだった。













階段下にテナント名が書いてあって


漫画喫茶の文字を見つける。












俺が階段を上がり始めると





彼女は少し躊躇しながらも
後ろを追って上ってくる音がした。