「ジンでも良いしジンくんでも良いし。
コリンに名前呼ばれるなら何でも嬉しい!」





俺は今後
彼氏として彼女に名前を呼ばれることが
本当に嬉しかったから

ニヤニヤした。















「じゃあジンくん……」








小さい声だったけど
彼女にふいに名前を呼ばれて






俺は鼻の穴がピクついて

唇が横に伸びる。









「や~~嬉しいよ」






俺は空いてる片手で膝を叩いて喜んだ。











彼女にやっと認めて貰えたようで

本当に嬉しかった。















あぁ……こんな日が来るとは………










初めて彼女が出来て



しかもそれが初恋の人









本当に本当に大切にしようと思った。