翔ばない守護天使 18「モヨナ………モヨナは俺の………彼女だよね…?」僕は不安で確認するようにそう口にしていた。「…ぇ……?うん。そう思って…ます……」「だよね……」「オッパ?………どうしたの?」「ううん……。何でもないよ……」僕は何かに怯えて彼女に本当の気持ちを伝えることが出来なかった。僕は小さく溜め息をつくと彼女の体を離す。「成功すると良いね」内心苦しく思いながら笑顔でそう言った。