翔ばない守護天使 3彼女から連絡が来た翌日の仕事終わり寮までの移動の車で彼女に電話を掛けた。「もしもし」「あ、モヨナ?今大丈夫?」「うん」彼女の声は相変わらず弱い感じだけど元気がないという感じでもなかった。「昨日言ってた相談って?どうした?」「あの………この間のMVの撮影でお世話になったプロデューサーさんから連絡が来て…」そこまで聞いて僕はえっ と驚いた。なぜならMVの撮影の件は全て僕を通す話だったはずだからだ。「ぇ………プロデューサーさんが何の用で…?」