それから怒濤のスケジュールが始まって
忙しかったのもあるし
ウザすぎるかなってLINEも控えた。
気づいたら
1ヶ月ちょっとくらい経っていて……
でも
束の間のフリータイムに
飼っているモモンガの
『オデン』を見る度に
彼女のことを思い出していた。
彼女はオデンに似ている。
彼女は
オデンのように俺には構ってくれないけど
俺にとっては昔から
見てるだけで嬉しくなる……
癒しの存在だった。
彼女を久しぶりに一目見たいな………
そう思った俺は
スケジュールが落ち着いたタイミングで
また思いきった行動を起こした。
それは彼女の職場の近くまで行くこと。
彼女が働いているオフィスビルは
よく使うスタジオからわりと近くて
そのスタジオで仕事があった日
スケジュールが終わった時間が
世間一般の退勤の時間帯だったから
ダメ元だったけど寄ってもらった。