俺はビックリしたけど






よしッと一人ガッツポーズをしながら







「ありがとう。嬉しいよ。
詳細決まったら連絡する」



とだけ伝えて








「今日はありがとう。またね」



と電話を切った。













ガードの固い彼女の心は



まだまだ溶けてない氷のようではあるけど









一歩進めた……






そう思って


通話が切れたケータイを見つめる。













俺はすぐにジュングに連絡をした。















こんなこと頼めるのは
アイツくらいしかいない。