それから数日間は
俺の仕事が忙しかったのもあるし
同窓会の会場で
彼女の腕を掴んでた男の存在が気になって
色々と考え込んでいた。
彼女の彼氏だったらどうしよう……
そいつじゃなくとも
彼女には彼氏がいるかもしれない………
というか結婚してたらどうしよう……
情けなくも女々しく色々考えてしまって
その間にも彼女の名刺は
僕の手汗でふにゃふにゃになっていた。
でも俺への戒めとして思い出すのは
彼女へ何もアプローチ出来なかった
幼かった頃の自分。
もう後悔をしたくなくて
俺は勇気を出して
彼女のプライベートな連絡先を
ゲットしようと
大胆な行動に出る。
それは彼女の会社に電話を掛けること。
彼女の会社ケータイがあればと思ったけど
貰った名刺には
彼女のケータイ番号の記載はなくて
誰かに聞こうかとも思った。
でも
ジュングも知らないようだったし
それ以外の人に聞くのは
噂を立てられて危険だと思ったから
思いきった
そんな行動を取ることにしたんだ。