「ヌナの目、可愛い…」
「鼻筋もシュッとしてるよね。
美人さんだ…」
体を重ねることはしなくても
彼女の愛しさから
自然と彼女を触ってしまう。
彼女に触れられるだけで幸せだった。
「テテの方が目大きいし
鼻も高いし……
ホント恵まれてる顔立ち……じゃん…」
それと同じように
彼女も優しく僕に触れてくれるから
すごく嬉しかったし
人から顔はよく褒めてもらえるけど
彼女に褒められるのは尚更嬉しかった。
「俺にとってはヌナが一番綺麗だよ。
俺はすぐ顔にお友達出来ちゃうけど
ヌナのお肌はツルツルピカピカだよね。
美肌の秘訣教えて~」
彼女の肌は僕と違ってキメ細やかで
若々しくて
芸能人である僕よりも絶対に綺麗だった。
羨ましく思ったけど
「やだよ、教えな~い。
テテは十分でしょ?」
と教えてくれなそうだったから
仕方なく諦めた。
でも
美肌も自慢出来る彼女ってことで
僕には誇らしいからいっか……。
「このほんのり赤くて小さくて
美味しそうなお口は
俺に食べられる為にあるんだろうな~」
極めつけに彼女へのキス。
本当に久しぶりで
感慨深く感じて
涙腺もうるっとしてくる。
柔らかくて暖かくて気持ちよくて
彼女を食べてしまうように
つい深くなっていってしまう……。
でも彼女に腕を掴まれて
ハッとした。
「ごめん…好きだから…………つい…」
歯止めが効かなくなる自分に
自身でコラッ と叱った。
でももう一回だけ……と
チュッと軽くキスをすると
「愛してる……」
そう伝えて
彼女を腕の中に収めた。
僕の大きな図体に小柄な彼女は
すっぽり収まって可愛い。
僕は彼女を大切に
守るように抱き締めて
眠りについた。