散々迷惑をかけてきたけど
やつれた僕を心配してくれたり
ヌナを好きな気持ちを理解してくれて
探すことも手伝ってくれたマネージャー。
僕は彼とメンバーには
これまで通り
隠さずにちゃんと話すようにして
助けてもらいながら
やっていこうと思っていた。
迷惑をかけても
理解を示してくれて
僕は一人じゃないと
彼らが見捨てずに
そう言ってくれてきたことを信じて……。
「次のツアーは
アフリカ公演のスケジュールも
追加されることになったから」
それから半月間
僕たちBTSは
3~4時間の睡眠と
打ち合わせをしながらの食事で
まともに休めないまま
何とかスケジュールをこなしていた。
そんな中
ミンホヒョンが
僕を心配してたらしく
連絡をくれて
一人
年上の女性を紹介すると言ってくれた。
もう正直
気持ち的には
○○ヌナに向いていたけど
彼女に振り向いて貰える可能性は
かなり低いと思ってたから
最初から断るのも良くない気がして
とりあえずで会うことにした。
僕が忙しいのを分かっているヒョンは
僕のスケジュールと擦り合わせてくれて
音楽番組の収録の束の間の休憩時間
ヒョンの事務所のスタッフだという
一人の女性と会った。