二股疑惑の時だって
もう○○ヌナとのことを
公表しようかと思ったくらいだから
僕の中では
○○ヌナとのスキャンダルを報道されるのは
別に良かった。
だって
彼女を愛してしまったのだから………
それは僕の責任だ。
でも事務所に迷惑が掛かることになるのは
たとえ僕の人生の為であっても
果たして良いのだろうか………。
これはたぶん結論のない問いだった。
その問いには答えられないけど
まず言えることは
自分の芸能活動を続けていく為には
○○ヌナの存在が必要だということ。
これは彼女と離れてよく分かった。
体調を崩し
やつれた僕を喜ぶファンは
きっといないだろう……。
結局どっちを取っても
事務所には迷惑をかけるのだ。
だから僕は
正しいとも
間違いとも言えないけど
彼女と生きる道を選んで
笑顔で生きていきたいと思った。
そうと決めたからには
僕は心の準備……
これからのことを
ちゃんと考える必要があった。