僕のせいで彼女が離れて行って
彼女は自身で成長し
仕事で海外で活躍する程になっていて
気づいたら
今の僕と彼女は
どんどん接点がなくなっていて……
彼女はいつの間にか
僕が手の届かない存在になってしまった。
彼女は人に頼らないで
自分自身で一生懸命頑張るような
そんな頑張り屋さんだから
きっと目標とか目的があって
ニューヨークに行くのだろう……。
その状況に理解は示しつつも
ショックが大きかった僕は
気づいたら
正直な胸のうちを打ち込んで
返信していた。
それからしばらく返信はなくて
朝に気づいたけど
韓国の時間で朝方の4時に
彼女から返信が来ていた。
きっとニューヨークに着いたのだろう。

彼女に
『そもそも住む世界が違う』と言われて
そんなことないと
過去に彼女へ何度も言ってきたはずだけど
それが意味がなかったと……
彼女には伝わってなくて
心の距離を
埋められてなかったのだと痛感した。
