「私は………
普通の恋がしたかったのに………
辛い恋なんて嫌だったのに………」
彼は
「ごめん………」
と言いながら
私の頭を優しく撫で続けた。
「人に惑わされてる自分なんて………
ほんと…………みっともないのに…………
テテのせいで……
本来の自分が失われて………
ダサくて…………
中途半端で…………
もう…………生きてるのも恥ずかしい………
自分がだいっっ嫌い………」
私は感情が爆発して
制御が効かなくなっていた。
「ヌナ…………ホントごめん………。
傷つけてごめん………。
ヌナを不幸に感じさせてしまったのは……
俺のせいだ………」
彼がそう呟くのに
違うよと言える余裕もなくて
私は彼の胸をポカポカと叩いた。
「………………責任とって……」
「…………え?」