ランチの後は
海の方に行った。
「ここのホテルのプール
めっちゃ良いらしいから行ってみようよ!」
海辺のホテルに連れて行かれるも
水着なんて持ってないし
持ってきていた所で
彼に見せられるはずがない。
「水着嫌…だし……
私ロビーで待ってる。
気にせず行っといで」
ノリ悪いよなぁ……と思いつつも
ロビーのソファに腰を下ろすと
彼も私の横に腰掛けた。
「このままの格好で良いじゃん。
プールに入るんじゃなくて
プールサイドから景色を見るだけ。ね?」
彼に
「行こうよ~~~」
とおねだり顔でそう言われて
私は渋々重い腰を上げた。
前から彼のこの顔に弱い私。
ズルいなぁ………と思いつつ
可愛いから仕方ない。
彼に手を引かれてプールへ向かう。
そのプールは彼が調べて来ただけあって
人気のようで
まだランチをしている人もいるような
時間帯なのに
人はそれなりに居た。
どうして人気なんだろう………
そう思っていると
納得する景色が目の前に広がった。
※イメージを膨らませる為、画像お借りしております。
