「モヨンさんは君たちのように
芸能界にいる人じゃないからこそ
情報の取り扱いは
より慎重にならなきゃいけない。
今回のことは会社として
モヨンさんにきちんと謝罪するけど…
ミョリさん。
こんなこと二度としないよう
肝に命じてください」





















彼女は涙を流しながら口に手を当てて


僕とマネージャーに深々と頭を下げた。













「すみませんでした……」

































「会社としての説教はここまでとして
今後の対応もあるから
少し話聞いてもいいかな?」






マネージャーは一息つくと
少し優しい口調に戻して

彼女に問い掛けた。










彼女は涙を流しながら



「ごめんなさい……
何でもお話しします…」


と答えた。




















彼女の話によると




BTSのスキャンダルを狙っていた
某週刊誌の記者が

打ち上げの時の写真を持って

練習帰りの彼女に
色々と聞き込みをして来たらしい。









記者は練習生の弱みに漬け込んで


デビューしたら取り上げるとか
そういう言葉を巧みに使ってきたらしい。






無知の練習生をターゲットにするとは
酷いことだ。




それは記者が悪いとも言える。























でも彼女の目的…



僕とモヨナを別れさせる

というのは



やっぱり腹が立つ。













だから僕は最後に言った。










「君は俺のことを好きだと言ってたけど
俺は彼女と別れる気がないから
諦めた方がいいよ。
どちらかというと俺の方が
彼女から離れられないからね。



MVの出演協力は感謝してる。
でももう二度と
プライベートに関わんないで…」