彼女とマネージャーと僕の3人で
近くの小さなミーティングルームへ入る。
威圧感がないように
椅子の配置を変えたりして
彼女へ座るように促した。
「練習中ごめんね」
「いえ…」
彼女は飲み会の時と打って変わって
クールな感じの態度だった。
「僕がここに来たのはなぜか
分かってるんだと思うけど…
僕とモヨナの情報をリークしたのは
君だよね?」
普通は遠回しに言うものだと思うけど
なんとなく
この子はしらばっくれそうな気がしたし
彼女の態度を見て確信したから
僕はハッキリと彼女に問いかけた。
「ストレートに言いますね……」
彼女は僕をチラッと見て
小さい声でそう呟いた。
「僕も油断してたよ。
お酒の席って怖いなって思い知らされた。
僕の立場はいつ何時も
気をつけなければいけないってね」
腹が立ってたから
少し嫌味に言った。