後ろから
彼が部屋に入ってくる音がする。
























どうなってんの………
















私はリビングに向かいながら
頬をつねった。
















夢なら早く覚めてくれ……………
















でも頬はつねればつねる程痛かった。














リビングで
何とかこの状況を理解しようと頭を小突く。

















すると









後ろから



大きい何かに包まれた。



















「ヌナ……」













胸の前でクロスされる腕。













ちゃんと感触があるから夢じゃない。















「会いたかった……」














掠れた感じの声





息遣い
















私の心臓は忙しく鳴り続けた。