「お前が女に思えねぇってなぁ……」  












そのホモ野郎に彼女は勿体なさすぎる。

別れて正解だ。












「俺からは……
シセリは……女にしか見えねぇ。

そいつが言う可愛いとか愛想良いってのは
単なるぶりっ子なんじゃねぇか?

俺は媚びるヤツは嫌い。
お前は媚びなくて凛としてる。
外見ももちろんだけど
中身も綺麗だからお前に惚れて
付き合いたいと思ったんだけど?」








彼女が
自信が無くなってしまった原因を知り






その辺のブリブリ媚びを売る女よりも
下に見られた彼女が可哀想過ぎて


俺はものすごいイライラした。












でも彼女の過去を知ったことで




傷つけられてきた彼女を

俺はもっともっと大事にしたい…






大事に想ってると伝えたかった。












「俺は……
お前が望んでくれたらヤりてぇ。
でも……まだ付き合ったばっかだしな。
お前のこと……大事にしてぇと思ってっから
まだ俺的にはいいかな……

別にさ…
体の関係が無くても俺はいいよ。
お前が傍に居てくれれば……」








そう伝えると



彼女は天井を見て涙を堪えていた。











普段は強がってるだけなのかもしれないけど






弱みというか


“俺の知らない彼女“を見せてくれたようで





俺は嬉しかった。













俺は彼女にそんな思い絶対にさせない……